好きだこの野郎

好きなもんは好きなんだよ~~~ @td_tkd

こんにちは、赤ちゃん。

自分用の感情備忘録のようなsomething

 

あの日からずっと目を背け続けて、9/6の東京ドームに宿題を後回しにしていた。
何回か呟いてはいたけれど、私自身正直全然この現実を信じられてなくて、すばるが最後に歌った関ジャムでさえも、ああ、良い声だなあ良い音楽だなあといつも通り浸っていた。

思ったよりもショックが小さい自分に動揺しながらも、とはいえこれからのことは考えられず、宿題として残していたわけで。

気がつくとドームの中にいて、とても見やすい席に座っていて。エイトコールが始まるころに、ともに入った安田担と大倉担に叫んでいた。
「頑張ろう」
しょーもないけど私多分あの瞬間めっちゃかっこよかったと思う。

OPが始まって、村上信五がカッコよくて、ひさびさによこーヒナーと叫びながら待っていた。
鮮やかでカラフルなペンライトの海が綺麗だった。

彼らが並んだ。そこまでは大丈夫だった。歌い出した瞬間、
私は崩れ落ちてしまった。

 

本当に申し訳ないとおもう。
けどその音とハーモニーに聞き覚えがなさすぎて、今更やっと、その意味を気付かされた。

音がブツブツだった。 一人一人が全力でベストの演奏をしてるはずなんだけど、その音がパラパラと広いドームに散乱して行くような。
関ジャニ∞の音楽なんだけど、紛れもなく関ジャニ∞がやってるんだけど、
いつも私たちを一直線に撃ち抜くあの音のパワーが、スピーカーからわたしの身体に刺さってくれなかった。
後から聞いたら安田担には全然まとまって聞こえてたらしい。
これは明日、まっさらな気持ちでもっかい聴きたいな。

 

顔を上げるとそこには6人がいて、開演する前に思っていた何倍もどうしても見れなくて、時々うつむきながらその音を追っていた。

大好きなここにしかない景色が流れたときもなんだか涙が止まらなくて、NOROSHIのすばるのパートを聴いた大倉担はその瞬間崩れ落ちていた。

ふと周りの人たちを見ると、何事もないようにペンライトを振ってるように見えて、(実際そんなことはないんだけも)宿題を一人やって来なかった始業式を思い出していた。

気を抜くとすばるがいないという事実が目の前にあって、失神というか、頭から血の気が引いて倒れそうだったけど。あんなん生理の時のやつだわ。

 

安田担が過呼吸になり掛けていたわたし鏡あたりだろうか、ようやく落ち着いてきて、ヨコヒナ祭りにきちんと沸いて、踊って、歌った。
Tornで駆け抜ける二人を見て、これだ!って思ったり、わたし鏡を聴きながら、ドームの景色を瞼に焼き付けたりした。とっても楽しかった。

そしてこのあたりから、どこかすばるの幻がみえはじめてきた。それは大倉だったりヤスだったりよこだったりするんだけど、後から聞いたら地元のEighterみんな見えてて笑った。みんなすばる好きすぎかよ。
幻聴も聞こえた。ヤスや丸が寄せて歌ってくれてるのもあったけど、時々ヨコヒナの声にすばるの面影を感じて、うわ、ってなったりした。

 

 

そういえば内にこないだ会ってきた。元気にやっていた。
変わらない関西弁で「ホンマにありがとう」と言われた。

 

彼らが関ジャニ∞である限り今までもこれからも変わらなくて、
たぶんこっからまた新しい音になって行くんだろう。
まだぶつ切りのこのメロディはそのうちきちんと関ジャニ∞という和音になってくれるんだろう、それだけは確信した。

 

このコンサートを、GREATESTと呼ぶにはあまりに辛すぎる。
これがGREATESTという名の新曲揃いのアルバムを提げたコンサートならまた違ったのだろう。
けど、うたったのはほとんどシングルだったから、なおさら、関ジャニの音楽を私たちEighterのなかで分かりやすく「最高たらしめていた」渋谷すばるの声がそこにないことがありありとわかるセットリストになっていた。

けど、これを今の、6人の。いや、6人とEighterの作り上げられる最高(=GR8EST)とするのなら、この先に続くものは一体何なのだろうか。

『最高』の先には、何が待っているのだろうか。

 

なんとなく、全員頑張っていた。
どっくんと大倉は特に、声を初っ端からからしてうたっていた。どうにか、その最高を更新するためなのか、最強であるためなのか。

けどそんな中でしっかりと全員を笑わせるヒナと、一番いつもと変わらなく見えたヨコを見ていて、あーこの人達に憧れて、尊敬して私はジャニヲタ道とか女の道とかわたしの道を突き進んできたんだよな、って改めて気付かされたりもした。
ヤスと丸はとにかくヤスと丸だった。素直で、まっすぐだった。影も光もどちらも否定せず、全部ちゃんと認めて、見せてくれた。

 

そう、関ジャニ∞関ジャニ∞だ。

わたしの大好きな、面白くて全部見せてくれて、全力で向き合ってくれる、最高で最強のお兄ちゃんたちであることは変わりない。

 

こっから先、わたしがこの6人の関ジャニに慣れるのかどうかはわからない。

だけど、こっからまた段々と完成していく関ジャニ∞が楽しみなのは揺らがない事実だな、と思った。

 

 

ただ、もうちょっとだけ、打ちひしがれることを許してください。